ウッド&本革 コンビハンドル交換(純正品)
購入したLSのステアリング、コンディションはそれなりに良かったのですが、革のテカリが少し気になっていました。そんな時にネットオークションでほぼ新車外しのステアリングが出品されていて、近県出品だったこともあり現物を見て本当にコンディションの良いステアリングだったので購入。
▶︎交換前のステアリング
取り外すことになったステアリング、ぱっと見は綺麗ですが革のテカリが・・・。
取り外したあとは予備ステアリングとして保管してあります。
▶︎交換作業のポイント
ステアリング交換でポイントになるのがエアバックの取り外し。
30系後期セルシオまではトルクスで固定されていたエアバッグですが、LSはピン3本で固定。
①②③それぞれのピンを矢印方向に動かし、エアバックを手前に引いて取り外します。
作業前にホーンのコネクターを抜いておくと、取り外し時の不用意ホーンを鳴らさなくてすみます。
本来は補機バッテリーのマイナス端子を外して作業するみたいですが、私は外さずに作業しました。
さて、上記したエアバック固定ピンの取り外しですが、まずは運転席側から、のコラムカバーを外して①のピンを押しエアバックが少し手前に浮き出るのを確認してから、下の作業に移ります。
助手席側のコラムカバーを外して、②のピンは押し、③のピンは引き上げます。
①のピンを外して少し手前に浮き出たエアバックを手で引きながらすると外し易くなります。
エアバック裏面、オレンジ丸の部分(エアバックコネクター2本・ホーンコネクター)を取り外し。
エアバックコネクターはロックされているので、天井面にある黄色のロックを引き上げて外します。
ステアリングプラーを用いて取り外し、ハンドルが浮き出たら、スパイラルケーブルのコネクターを取り外し、ステアリングを手前に抜き出します。
スパイラルケーブルのセンターを出した状態で、回らないようにマスキングテープで固定。
▶︎部品組み替え
入手したステアリングにはスイッチとバランサーが付いていなかったので、必要部品を移植。
左:入手したステアリング、右:元々のステアリング
見比べると革のテカリやウッドの若干の色抜けが分かります。
革のテカリ比較、左側が入手した新車外しステアリング。
アップで見るとより状態が分かるかと思います。
移植するスイッチとステアリングバランサー、クルーズコントロールスイッチはそのまま使用。
ハーネスを元に戻すのが面倒、元の状態をスマホで撮影しておいたので難を乗り切れました。
スイッチベースのトリムカラー部分は、LS600hシリーズは革張♪
移植完了!!
ウッドは本杢なのでの柄も違って、それぞれが個性的です。
▶︎テカリの無い革
部品移植を終えてしげしげとステアリングを並べて眺めてニヤニヤ(^^;
私のLSのウッドはマットクリア仕上げで、独特な雰囲気を醸し出しています。革部分は使っている間に手の脂分が染み込んでテカってくるんでしょうね。こればかりは、クリーニングしてもテカリの除去は完全にできませんからね。
贅沢なのですが、前オーナーの生活感排除もかねてステアリング交換してコンディション復帰しました。
▶︎取り付け完了
取り外しの逆手順でステアリングを組み付け、もと通りの姿に♪
車内の雰囲気がパリッとしたような感じ。
私のLSのトリムカラーでステアリングの品番を調べたところ2つヒット、品番の下一桁が変更されているということは生産期間の途中で仕様変更されている感じ?、ちなみに価格は45100-50310-E3の方が1万円ほど高い価格設定となっています。何が違うんだろうか?、取り外した時に両方見比べて見ましたが、相違はわからず・・・。
2015/01- 以降の生産のステアリングはコストダウンされているのかな〜?
その1
・品番:45100-50310-E3
・期間:2013/09-2014/12
・適用:UVF46 3本スポーク,ウッド&レザー,ORCHID BROWN&BEIGE&BROWN,TRIM02,03
その2
・品番:45100-50311-E3
・期間:2015/01-
・適用:UVF46 3本スポーク,ウッド&レザー,ORCHID BROWN&BEIGE&BROWN,TRIM02,03
ステアリングに付いて考察してみましたが何にもわかりませんでした(>_<)
▶︎試運転と機能チェック
試運転してスイッチ類の動作確認、センターのズレがないか等確かめこれで作業完了!
テカリの無い革部分とつや消しクリア仕上げのウッド部分が最高♪
●作業時間:1時間位
●取付け難易度:★★★★☆
●満足度:★★★★★